兵庫県神戸市でアパート・マンションの部屋を探すには、賃貸業者のお世話になることでしょう。住居選びは、新生活を準備する上で大きな問題です。部屋を借りるのはかなりの金銭負担になりますし、入念な事前チェックが欠かせません。賃貸に関するトラブルも頻発しています。そこで、賃貸住宅管理業登録制度を参考にするとよいでしょう。同制度は国土交通省により施行されており、登録している賃貸業者は、法律により借主等に不当な不利益がもたらされないように、さまざまな点において義務が課せられているのです。よって、神戸市で賃貸業者を探す際、当制度に登録しているかどうかが判断基準のひとつとして有効なのです。
現在、神戸市内で賃貸住宅管理業に登録している賃貸業者(支社含む)は46件で、株式会社日本ネットワークサービス、株式会社ハウスプロメイン、広島屋ハウジング株式会社、株式会社神川工務店、帝国信栄株式会社、光和管財株式会社、サイトー不動産株式会社、株式会社サンシティ、有限会社未来設計、アサヒ賃貸サービス株式会社などです。詳しくは下記の行政区をクリックしてください。
神戸市で部屋を探すには、まず通学先・勤め先の位置を中心に、候補地域を決めることになります。学校・会社に近いほど、移動の負担が和らぎますが、都心部ほど家賃の相場は高いので、予算に応じて、学校・会社から離れた場所も選択肢に入れなければなりません。社会人の場合、年間の家賃は年収の3分の1以下にしたいところです。場合によっては神戸市を候補から外す決断も必要になるでしょう。
最寄の駅はどこにするかが重要です。急行や特急が停車する駅は家賃の相場が高い傾向があり、普通電車しか停まらない駅周辺の家賃は比較的安くなります。駅から離れているとと徒歩では厳しくなるので、バスや自転車を使うことになり、家賃はさらに下がります。気になる場所があったら、現地を歩いてみましょう。コンビニやスーパーなど、生活に便利なお店が多いかどうか、自身の目で確認するためです。
兵庫県神戸市での賃借には数種の費用がかかりますので、ひとつずつ紹介します。まず第一に、家賃です。説明不要かもしれませんが、家賃は部屋の代金として月毎に支払う費用です。エリアや物件によって金額に大きな差があるので、物件を見つけるときの重要な選択基準となります。つぎに、敷金です。敷金は正確に言うと預かり金で、入居時に預け、退去する際に返却されます。家賃を不払いにしたり、入居者が部屋を毀損してしまった場合、敷金から引かれるので、その場合は退去時に返却されません。つぎに、礼金があります。不思議に思われる費用ですが、大家への謝礼金としての慣習により入居時に支払う費用です。金額は物件によって異なりますが、兵庫県ではおよそ1~4か月分の家賃に相当する額が一般的です。ただし兵庫県では礼金のしきたりは少なく、敷引といい、敷金の返還時に礼金の代わりに差し引かれます。つぎに、更新料です。当初の契約期間が満了し、引き続き同じ部屋に住む場合に発生しますが、存在しないケースもあります。最後に管理費(共益費)です。管理費は存在しないケースもあります。マンションの共用部分の管理・維持のため組合に払う費用で、別途毎月支払いますので、部屋探しの際、確認しましょう。