広島県広島市西区でマンション・アパートの物件を借りるには、賃貸業者のお世話になることでしょう。住居選びは、新しい生活を準備する上で大変重要です。部屋を借りるのは借主にとって大変な支出になりますし、入念な事前確認が欠かせません。賃貸にまつわる揉め事も後を絶ちませんん。そこで、賃貸住宅管理業の登録制度を参考にするといいでしょう。当制度は国土交通省により公示・施行されており、登録している賃貸業者は、法律により借主に不当な不利益が生じないように、敷金管理や情報公示において義務が課せられているのです。そのため、賃貸会社を探すとき、この制度に登録しているかどうかが選択基準のひとつとして有効なのです。
現在、広島市西区内で賃貸住宅管理業に登録している賃貸業者(支店含む)は11店で、株式会社広創不動産、株式会社成幸、己斐商事株式会社、株式会社ハウジングあらい、三矢ハウス株式会社、有限会社平成土地建物、株式会社ケイズ建物管理、中四国セキスイハイム不動産株式会社、有限会社清和コミュニティ、株式会社三ツ矢不動産コンサルティングなどです。詳しくは下のリストをご参考ください。
広島県広島市西区でアパートまたはマンションを探す場合ですが、まず通学先・勤務先の場所を中心に、候補エリアを決めることになります。学校・会社に近ければ近いほど便利で、通学・通勤のストレスが低くなりますが、都心部に近いほど家賃の相場は高いので、予算に応じて、学校・会社から離れた地域も視野に入れなければなりません。社会人の場合、家賃は収入の3分の1が目安です。場合によっては西区を候補から除外する判断も必要になるでしょう。
どの沿線にするか、最寄駅はどこにするかがポイントです。特急や急行が停まる駅は家賃の相場が高い傾向があり、普通列車しか停車しない駅の物件は比較的安くなります。駅から距離があるとと徒歩では厳しくなるので、自転車またはバスを使用することになり、家賃の相場はさらに下がります。候補エリアを見つけたら、西区の現地を歩いてみましょう。コンビニや惣菜店など、生活に便利な店舗が多いかどうか、自分の目で確かめるのです。
広島市西区における賃貸には数種の費用が発生しますので、ひとつずつ紹介します。第一に、家賃があります。説明不要でしょうが、家賃は部屋代として大家に月毎に払う費用です。地域や部屋の大きさによって価格に大きな差があるので、部屋を見つける時の主な選択材料になります。続いて、敷金があります。敷金は正確にいうと預託金で、入居前に大家に預託して、退去する際に返金されます。家賃の不払いや、賃借人が部屋を毀損した場合、敷金から差し引かれるので、その場合は退去時に差し引かれた額は返金されません。続いて、礼金です。大家への謝礼金として慣習により入居前に払う費用です。額は物件によって異なりますが、広島県ではおよそ1~2か月分の家賃に該当する額が相場です。続いて、更新料です。賃貸借契約期間が終了し、引き続き同じ部屋に居住する場合に発生する費用ですが、不要の物件もあります。最後に管理費(共益費)があります。存在しない物件もあります。管理費はマンション等の共用部の保全・管理のため組合に払う費用で、家賃とは区別して毎月支払いますので、チェックしておきましょう。